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pythonのabs関数で絶対値を求める(初心者のPython入門)

2019年7月2日

Pythonで絶対値を求めるabs関数の使い方です。(Pythonの標準関数です。)

絶対値をPythonで求める方法は、他にもmath.fabsや、numpy.absoluteなどありますが、標準関数のabsが推奨です。

Pythonの標準関数一覧はこちらです。

絶対値とは

プラスマイナスの符号を無視した0からの距離です。

abs関数の使い方

abs(x)

引数xは、整数または浮動小数点数です。

引数が複素数なら、その絶対値が返されます。

# -*- coding: utf-8 -*-

# 絶対値を取得
print(abs(-3))
print(abs(3))

print(abs(0),abs(-1),abs(-2),abs(-3))
print(abs(0),abs(1),abs(2),abs(3))

実行結果は以下のようになります。マイナス符号が無くなるだけですね。

3
3
0 1 2 3
0 1 2 3

プログラムを作っていると、符号に関係無く数字の大きさを求めたい場合がたまにあります。

例えば振幅など、正負に関係なく大きさを知りたい場合に使えます。

pythonで絶対値を計算する関数は、いくつか用意されています。(例えばmath.fabsや、numpy.absoluteなどです。)

どれを使うかですが、私の推奨は普通のabsです。

理由ですが、math.fabsは複素数(complex)に対応していませんし、abs自体が時間がかかる処理ではなく、精度にも差がないため、その他の関数を使う必要が無いと考えるためです。(組み込み関数のabsなら、importも不要で取り扱いも楽ですね)

  • B!